歴史に甘んずることない伝承の味わい

幸福堂の金つば

歴史で名高い壬生界隈に位置する当店は創業明治元年の本家の分家であり、壬生寺にお参りに来られた方々に一休みしていただけるお店として創業したのがはじまりです。

江戸時代、京都で発祥した金つば、そんな京都の伝統菓子を時代の感性と共に守り続け、お陰様で、金つばといえば幸福堂と言われるようになりました。素材は先代が現地に何度も何度も足を運び試作した結果、継承された宝であり、幸福堂のすべてを語ります。

艶やかでふっくらとした皮が軟らかい北海産極上小豆、粘りが強く保水性に優れている丹波産寒天、上品な甘さの沖縄産砂糖、味を引き締める沖縄天然塩、これらを素材の邪魔をしないよう風味を最大限引き出し時間をかけて旨味成分をじっくり浸透させる昔ながらの製法。また創業当時から行われている節分祭限定の焼きたて金つばは、毎年遠方からお馴染みのお客様にお会いできる楽しみの一つでもあります。

現在、新たに備中白小豆の銀つば、鳴門薩摩芋の芋きん、宇治お抹茶の抹茶きんつば、そして季節に応じて限定商品の栗きんや柚子きんなども加わり、より多くのお客様に幸福堂の金つばでホッコリしていただければ幸いでございます。「喜んでいただける喜び」この事をモットーに、これからも伝統を壊すことなく真心のこもった菓子作りに専念してまいります。

（有）金つばの幸福堂

金つば

厳選された北海道産一等あずきを丁寧に煮詰め、粒つぶ感が楽しめるよう仕上げました。あっさりとした甘さで上品な味わいです。
このあずきの味を知ったら、やみつきになります。
まずは、幸福堂名物の金つばを是非ご賞味ください。